旅行中の恐怖体験。深夜に歩いていたら勝手にタクシーが停まって…

体験談


立ち止まって通り過ぎたタクシーのテールランプを眺めながら首を傾げていると、車が100メートルほど先で急にウィンカーもださずに左折したのです。

彼はさっきの合図と照らし合わせて、「ついて来いということかな?」と思ったが、正直ちょっと怪しくて躊躇ったそうです。

構わず先を急ごうと前を見ましたが、暗い林を見るとさっきよりも不気味に思えて「よし!」とタクシーの方に引き返したのです。

タクシーに乗ると予想外の展開に

角を曲がると、なんと200メートルほども先にタクシーが停まっていたのです。ますます怪しいですが、ここまできたら、とそこまで歩いていったのです。
タクシー

タクシーの側まで行くと運転席の窓が下りて、おじさんが顔を出していきなり、こう聞いてきたそうです。

「どこに行こうとしてた?」

「いやあの、××っていうネットカフェに行こうと思ってたんですけど」

「乗って。行くから」

「え、でも……」

「初乗りでいいから。乗って乗って」

「はあ」

こんな運ちゃんいたら、めっちゃ怪しいですよねw

彼も怪しいと思ったそうですが、成り行きに流され、後部座席に乗り込んでしまったのです。そしてバッグを下ろしたら運転手がすぐに言ったそうです。

「あそこ曲がる前に伏せて」

「は?」

「さっきの道に戻る前に伏せて。座席の前にしゃがみ込んで。荷物も」

「ええ?なんでですか?」

「後で説明するから。俺がいいと言うまで動かないで」

訳が分からないまま、彼は言いなりになって足元にしゃがみ込み、バッグも下に落としたのです。

運転手はちらっとこっちを見て「そのままでね」と言いました。

「いったい何事?」と不安に思いながら彼は運ちゃんに確認する勇気もなく、そのまま後部座席に伏せていました。

タクシーは例の林道を30秒程かけて通り抜け、目的のネットカフェまで彼を運んでくれたのです。確かにメーターは初乗り料金のまま止まっていました。

彼は礼を言いタクシーを降りましたが、どうしても気になることを運ちゃんに聞きました。
「いったいさっきの合図は何で、何故座席に伏せさせたのか?」と

すると運ちゃんの答えは驚くべきものだったのです。

衝撃の事実が!?

「いたんだよ、あそこに」

「え、どこですか?」

「林を通っただろ?あそこな、時々おかしな奴らが待ち伏せしてるんだよ」

「待ち伏せ……」


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