喪主の挨拶どうしたらいい?知らなきゃ恥ずかしい葬儀マナー

葬儀の時に喪主を務めることになると
通夜、そして葬儀の中で喪主による挨拶がありますが、

「挨拶なんて言ってもどんなことを話したら…」

と、不安になりますよね…。

そこで、絶対に押さえておくべきマナーと文例をまとめました。

そもそも喪主って何をしたら…?

葬儀の時の喪主の役割は大きく分けて3つあります。

・葬儀全体で主催者として働く

喪主は葬儀における全ての中心を担う役割と言っても過言ではありません。

故人を送り出すために関係の近い人物が喪主に選ばれ、

葬儀社、住職さんや親族と協力して葬儀を執り行います。

・住職さんや葬儀社への手配、手続き

手続きに関しても、葬儀中の役割を決めたりする為、

喪主が手配をすることが多いです。

喪主と、その親族にはそれぞれ役割があるため

その打ち合わせも喪主と共に行います。

・様々な場面で挨拶をする

弔問客の方々や住職さん、そして故人に向けての挨拶も喪主の主な仕事です。

喪主は通夜から葬儀が終わるまで、数回に渡り挨拶をする場面があります。

 

葬儀に必要な道具や役割などは、葬儀社のスタッフの方が手助けしてくれますが、

最も苦労するのが葬儀中に数回ある喪主による挨拶なんです。

 

喪主が挨拶をするタイミング

喪主が挨拶する主なタイミングは以下の通りです。
(青い字はリンクになっており、クリックでそれぞれの挨拶の例文へジャンプします。)

主に参列者(弔問客)に対して

・通夜式の終了時

・告別式終了時、または出棺時

主に親族に対して

・通夜振る舞いの開始時

・通夜振る舞いの終了時

・精進落としの開始時

・精進落としの終了時

 

初めての葬儀で挨拶に困る方も多いようです。

ここでタイミング別に喪主の挨拶の文章例を確認しましょう。

 

通夜で喪主がする挨拶

通夜では弔問客の方々への挨拶、

そして全体への喪主からの挨拶があります。

告別式前の通夜で、親族としても弔問客の方としても

突然の事なので、上手く挨拶をするよりも、

心から感謝の気持ちを伝えることが大切です。

 

弔問客の方と顔を合わせた時の挨拶

お忙しいところ、お越しいただきありがとうございます。

生前は、○○が大変お世話になりました。

 

通夜終了後の喪主挨拶(主に弔問客に対しての挨拶)

本日は、ご多用にもかかわらず、亡き○○(続柄・名前)のために、お集まりいただきまして誠にありがとうございました。

故人も生前お世話になった皆さまに温かく見守られまして、喜んでくれていることと思います。

明日の葬儀・告別式は○○時からでごさいます。

なにとぞよろしくお願い申し上げます。

本日は本当にありがとうございました。

 

通夜振る舞いの開始時の喪主挨拶(主に親族に対しての挨拶)

本日はおいそがしい中わざわざお越しいただきまして誠にありがとうございました。

皆様方においでいただき、○○もさぞかし喜んでいることと存じます。

ごていねいにお供物までちょうだいいたしまして恐縮でございます。

ささやかながら食事の用意がしてございますので、

お時間の許す限り、故人をしのぶお話などお聞かせいただければと思います。

 

通夜振る舞いの終了時の喪主挨拶

皆様、本日は誠にありがとうございました。

お陰をもちまして、滞りなく通夜を終了させていただくことができました。

もう夜も更けてまいりました。

お忙しいかたもいらっしゃいますことでしょうから、あまり長くお引きとめしては申しわけございません。

勝手ではございますが、本日はこの辺で終了させていただきたいと存じます。

お帰りの際はどうぞお気をつけくださいませ。

本日はありがとうございました。

 

告別式で喪主がする挨拶

通夜の挨拶と同じく最も伝えるべきは弔問客の方への感謝です。

簡潔に、誠実に感謝を伝えると共に、

故人への人となりや想い、心に残ったエピソードを挟むのがよいですね。

告別式終了時の挨拶

本日は、お忙しいところを、○○の葬儀にご会葬くださいまして、誠にありがとうございます。

遺族を代表し、一言ご挨拶を申し上げます。

このように大勢の方々にお見送り頂き、さぞかし故人も喜んでおることと存じます。

〜エピソード〜

【故人が妻の場合】
妻とは○○年間、苦楽を共に生きてまいりました。家庭をしっかりと守り、良き妻・母として本当に尽くしてくれました。

【故人が夫の場合】
○○年間、夫婦として支えあってまいりました。短い時間ではありましたが○○は良き夫・父として私たち家族にはなくてはならない存在でした。

【喪主が子の場合】
父は、仕事中心の生活で家族と一緒に過ごす時間は少なかったのですが、いつも家族のことを気遣い、誕生日や記念日は忘れずに祝ってくれる心の温かい人でした。

…など

未だに○○が亡くなったという事実を受け入れることができません。

ですが、これからは○○があの世から私たちを見守ってくれていると信じ家族力を合わせて生きていこうと思っております。

皆様方には、故人と同様お付き合いいただき、ご指導いただけますことをお願い申し上げます。

本日は、会社の皆さま、ご友人の皆さま、お忙しい中ご会葬をいただき誠にありがとうございました。

精進落しの開始時の喪主挨拶

一言ごあいさつ申し上げます。

皆さま、本日はお忙しい中、亡き○○の葬儀にお付き合いいただき、誠に有難うございました。

お陰さまで、葬儀を無事に終えることができました。

これもひとえに皆さまのご厚意とお力添えのお陰でございます。

あらためてお礼申し上げます。

ささやかではございますが、精進落しのお膳を用意させていただきました。

故人の思い出話などをしながら、ゆっくりとお過ごしいただきたいと存じます。

本日は誠にありがとうございました。

 

精進落しの終了時の喪主挨拶

本日は、亡き○○の為に、お心づかいを頂戴し、誠にありがとうございました。

皆様一人ひとりの温かいまごころのこもった、お見送りをいただき故人もさぞかし喜んでいることと思います。

故人の思い出話などをもっとおうかがいしたいところですが、

お忙しい方々を長くお引止めしては申し訳ございませんので誠に勝手ではございますが、

本日はこの辺で終了とさせていただきたいと存じます。

なお、満中陰の法要は、○月○日○時より自宅にて行う予定でございます。

お忙しいとは存じますが、皆様にはお繰り合わせのうえ、ご参列くださいます様お願い申し上げます。

本日はありがとうございました。

 

上手い挨拶もいいけど、やっぱり気持ちが大事

いかがでしたか?

喪主が挨拶するタイミング、

そしてその例文を紹介してきました。

ひとつ言えることは文章的に上手い言葉を使うのもいいですが

なによりも参列してくれた方々への日頃の感謝と

故人への思いをちゃんと伝えることが大切です。

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