ペットボトルの中にオウム?闇市場の取引額は10万円・・・密猟ビジネスの実態。

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税関職員はペットボトルの中で

何かがカサカサ動いているのに気づいた。

動いているものが何か突き止めるため確認すると

そこには目らしきものを発見し、驚愕した。

ペットボトルオウムが入っていたのだ。



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戦慄の密猟大国

貴重な動植物の宝庫としても知られているインドネシア。

スマトラ島へ行けばオランウータン、トラ、サイなどが

スラウェシ島やパプア地方へ行けば固有種の鳥類が生息している。

いずれも絶滅危惧種です。

 

一方で急速な経済成長を達成していることで

観賞用の動物を飼うことが富裕層の間で流行している。

 

特にオウムのコレクションは、闇市場が形成されるほど人気が高い。

インドネシア東部地方では鳥の密猟者の増加が社会問題となっている。

 

当然ながら取り締まりの強化もされているが、

広大なジャングルの隅々まで監視の目を置くことは不可能だ。

ペッドボトルに詰められたオウム

密猟では希少動物ほど利益を生み出します。

密猟者の残酷な手口はよく知られていますが、

最近インドネシアの税関職員による発見は、

残酷さのレベルが違いました

 

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当初、職員はペットボトルの中の生き物を

識別することができなかったといいます。

窮屈なプラスチックのボトルに詰め込まれていたのは、

オウムの一種、キバタンでした。

この美しい鳥は、闇市場で一匹およそ10万円で取り引されています。

しかしこれは氷山の一角にしか過ぎません。

違法動物取引は毎年2.2兆円もの利益を上げていると推測されています。

この成長産業は地域の生態系に計り知れない悪影響を与えています。

 

インドネシアだけでも13種類の鳥、

そして数え切れない亜種が、

密猟と密輸の直接的な影響で絶滅の危機に瀕しています。

 

もちろんこれはアジアの国々だけの問題ではなく、

世界全体の問題です。

違法薬物や人身売買と同じほど利益を出すとされる違法動物取引の裏には、

巨大な組織の存在が疑われています。

 

密猟大国インドネシアの闇!

GDP成長率が年々、伸びているインドネシアだが、

先進国には必ず備わっている「自然環境への配慮」が

同国市民の間にはまだ欠けている。

 

そのため、町の中央を流れる川には大量のゴミが捨てられ、

大企業は珊瑚礁の海に大規模な埋立地計画を実行しようとする。

「環境を保護しよう」という運動も行われてはいるが、

それらは一部の自覚的な市民や大学生のみの活動で終始しているのが現状だ。

 

ペットボトルに押し込められたオウムの悲しい目は

そんなインドネシアの現在を見つめているかもしれません。


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