フクロウカフェの内部告発で発覚した劣悪環境。もはや虐待…

ネズミを処理したキッチンで客の飲み物を作る・・
ふくろうは奴隷扱いで、水も貰えずバタバタ死んでいく。

あるフクロウカフェの従業員が内部告発し、あまりの酷さに日本中が驚いた事件。

一体、この従業員は何を見たのでしょうか?



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このふくろうカフェで何があった?

フクロウカフェ・・
フクロウがいる、ほのぼのした中で、ゆっくりお茶を飲む。
そんなイメージが浮かびます。

フクロウは見た目も愛らしく、まっすぐ人間の目を見つめてきてとても魅力のある生き物ですよね。

ところが、話は違います。

あるフクロウカフェで働いていた元従業員が、
その実態をNPO法人アニマルライツセンター(東京都渋谷区)に告発し騒然となっています。

内部告発をした理由は
フクロウの身を思うといたたまれなかった

元従業員告発の内容は日本中が関心を寄せるほど酷い内容でした。
一体、日々何が行われていたのでしょうか?

このフクロウカフェの実態

乱獲されたフクロウ

そのカフェはフクロウを見たり触ったりして飲み物も飲めるカフェで、
約30羽のフクロウを飼育・販売していたとのこと。

また、なかなか見ることのできない珍しい種類のフクロウがいると集客が上がるので、
なかには海外で乱獲されたフクロウをゲットしていたらしいのです。

今回告発された店も

「こんなフクロウは飼おうと思っても日本にいるはずない」
卵のときに巣からとってくるんですよ」ということを客に話していた。

こちらのオーナーが「乱獲されたフクロウ」と言っていた子は、この店では少なくとも3羽いたそうです。

営業中も閉店後も同じ場所でつながれ奴隷扱い


フクロウ達は飛んでいかないように、足にリーシュと呼ばれるヒモをつけられ、
限られた空間だけ動き回ることができる環境で毎日過ごしているそうです。
休憩中や閉店時でも営業中と同じ場所でリーシュを繋いだまま

動ける範囲は、個体の大きさで差があるものの、
小型種で30cm×30cmほど、大型種で100cm×100cmほどの面積しか動けないのが現実だそうです。

休憩を取らせることがあっても、フクロウはずっと同じ場所にいます。
ただお客様に触らせないだけで、カメラで撮影することもでき、ずっと人の目に触れているとのことで・・

水も糞尿が増えないように、ほとんど与えない・・夏場でさえも。自分の意思では飲めないらしいのです。

これでは休憩しているとは言えませんね・・・

ふくろうの様子

客がふくろうに触ろうとする

体調が悪いフクロウ以外は休憩なしで営業中の10時間の間、お客様に触られ続けられます。

目を瞑ったり壁に向かってお客に背を向けるような体勢で我慢しています。

水をほとんど飲ませてもらえない。

暑さで息が荒くなったり、フクロウは喉が渇くとクチバシの下がポコポコと出たり入ったり動くのですが、
その時も水を与えることはありませんでした。

フクロウカフェのフクロウ達が、小さい頃から刷り込みをされて人間に慣れているとはいえ、
人間の環境に適応できるか?

次々と死んでいくフクロウ

亡くなる前のフクロウには、目に見てわかる異変があるそうです。

片足で過ごさず1日中両足で止まり木に止まっている、
目を瞑っている時間が多くなりずっと寝ているように見える、

肩で息をしている・息づかいが荒い、分かりやすい異変は3点だった。

オーナーは始めはフクロウが死んでいくのをただ見ていただけで病院へ連れていかなかったそうです。
しかし何羽も死んでいくので、仕方なく病院へ連れていくようになったそうです。

しかし、営業中に体調が悪くなった時は、病院に連れて行かずそのまま死んでも平気だったらしいですね。

死んだふくろうは??

奴隷のように扱われたふくろう達は

「お迎えが来て新しい飼い主さんに引き取られた」とお店のホームページで虚偽の報告をされ、
亡骸はその都度裏の空き地に埋められていたそうです。

またオーナーが気に入っていたフクロウは剥製にしたりしていたとのこと。
フクロウが死んでしまっては、新しくまたフクロウを補充してを繰り返したそうです。

死の寸前まで我慢するのはなぜか?

動物は本能的に、体調が悪くてもそのような素振りは見せません。死んでいったフクロウ達もそうでした。

死んでいったフクロウの中には、急に止まり木から落ちて倒れるような形でそのまま死んでいった子もいて、倒れたときにはもう身体は固く冷たくなり始めていました。

なぜ、ふくろうは元気なふりをするのか?
それは動物の性、弱ったところ見せると敵に襲われてしまいます。

本当ならば・・隠れて体を休めるところですが・・

フクロウカフェのフクロウたちは繋がれたままで、
毎日見知らぬ人々の前に晒されて、身を隠せずス休めていないストレスの中で生きています。

本当にギリギリまで我慢していたんですね。
死の直前まで本能のまま、平静を装い続けて死んでいったんですね。

ふくろうの飼育は難しい。

告発した元スタッフによると、働いていた1年で亡くなったフクロウの数は7羽。

そもそも、フクロウは極端にストレスに弱い」のだそうです。

「カフェですと放し飼いが出来ませんでしょうから、リーシュ、リードに繋いでいるのかと思います。

当然自由がききませんし、何よりもケージ飼育が理想なのに、ケージという遮蔽物がないので、直接的に対人ストレスが加わり、その際に逃げる手段もないので、可哀そうですね。

ストレスにより絶食を決め込むと、まもなく死んでしまう個体もあります。また飲水は、好きな時に、必要に応じてお水が飲めるようにすべきです」(山梨県の笛吹どうぶつクリニックの伊藤宗徳院長)。

飲食の衛生管理面

今回告発されたふくろうカフェは、ふくろうの飼育以外にもこんな問題が露呈しました。

カフェに訪れたお客様に提供する飲み物を扱う流し台で、
フクロウのエサであるウズラやネズミを扱っていた

衛生管理面に対しても疑問の声が上がっています。

店内のお茶を飲むスペースとフクロウを展示するスペースは分けていなければいけないはずなのですが、

フクロウがお茶をしながらよく見えるよう、
間に設けなければならないパーテーション(仕切り)をせずに営業していた。

その他にも、保健所の目を誤魔化して衛生上問題のある営業していた点があるとのことです。

2017年1月保健所からの改善指導

1.適切な治療を受けさせず、次々と死なせている。

2.ホームページ上、『お迎えが決まりました』となっている6羽のうち、5羽が実際には死んでいる。

1と2について、このオーナーは「そういった事実はない」と回答したとのことです。

その他、動物の販売状況や動物の状態などを記録した台帳を保健所から付けるよう指導が行われました。

お茶を飲むスペースとフクロウの展示スペースの間に仕切りを設けていない
フクロウの餌のねずみやウズラと、客に提供する飲み物を同じ流し台で扱っているなど衛生面もチェックするとのこと。

保健所は今後このフクロウカフェに継続して立ち入り検査するとのことですが、
保健所の立入検査には捜査権が認められていないので、あまり深くは調べられないようですね。

私たちにできることは?

「自由に動き飛ぶことのできる広い空間、水浴び場や砂場、飲水設備、様々な形状の止まり木、これらはフクロウにとって必要なものです。(中略)目がクリクリとしてフクロウは愛らしく、触ってみたくなる気持ちは分かります。しかしその欲求を満たすために、フクロウは自由を奪われ不特定多数の人に触られ続けています。フクロウカフェが乱立する今、これが果たして人と動物との正しい関係なのかどうか……」とのこと。(アニマルライツセンターの担当者)

お客様のほとんどは
フクロウカフェをするためにはフクロウの事を勉強してるし、生体の扱いに気を配っている
と思っていることでしょう。

しかし、実際は違います。

フクロウ達を拘束しふれあいをさせ、過度なストレスをかけて死に向かわせているのです。

私たちにできること・・それは

フクロウカフェに行かないこと。

これを機に皆さんも考えてみませんか?


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