長掌筋がない人が急増中?白人の約20%がもってない筋肉があった

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今では日本人の約5%、白人では約20%の人が「長掌筋がない」と言われています。

無くても困らないのは、

「この筋肉の周辺にある橈側手根屈筋などが役割をちゃんと果たしてくれるから」

なんだとか。

長掌筋はもはやあまり意味を持たないので、なくても日常生活に支障をきたすことはないでしょうね。

何であるのかは謎!その他の「退化器官」の数々

このように人間の体には、なぜ存在するのか未だに解明されていない、謎な構造が多く存在します。

それらは「退化器官」と呼ばれ、今はあまり使わず、殆ど用をなさない器官のことを指します。

一番有名なのは、尻尾の骨「尾てい骨」

実は人間はおなかの中にいるとき、2ヶ月くらいまで尻尾がついているのです。

しかしその尻尾は成長と共に体に吸収され、生まれてくる頃には尻尾さえないものの、そのなごりの「尾てい骨」が残っています。

下の画像でいう、緑の丸の部分ですね。

@moon_roppongi)さんの投稿

人間の退官器官は、他には耳を動かす「耳介筋(じかいきん)」が挙げられます。

10種以上もの耳介筋を持っている動物もいますが、人間では

  • 前耳介筋
  • 上耳介筋
  • 後耳介筋

の3筋がわずかに認められる程度。

それも器用に動かせる人は、皆無なのです。

「長掌筋」は別の役割を果たすことが判明

しかし「長掌筋」は、今は別の役割を果たす場面があります。

この筋肉を使うのは、プロ野球の投手
と言っても、この筋肉を使ってボールを投げるわけではありません。

“トミー・ジョン手術”と呼ばれる、肘の靭帯の再建術で使用されるのです。

その手術では、断裂した肘関節の内側側副靭帯に、反対側の腕の長掌筋を移植します。

@musubuhana0607)さんの投稿

最近ではダルビッシュ投手がこの手術を受け、無事復帰していました。

プロ野球の投手にとってはあって良かった筋肉かもしれませんが、この先は「長掌筋」を持たない人が増えていくかもしれませんね。


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