PPAPの商標出願にピコ太郎は何も困らない?ピコ太郎大勝利のワケ

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そもそも商標権の先取りもビジネスとしてやっているのだという。
正確にはまだ商標権を持っていないことについては上田育弘氏は「問題ない」と説明する。

「(交渉は商標権を得る前でも後でも)どちらでもええ。そのために出願してるわけ。だからエイベックスは私の商標を無視できないはずなんですよ。もう出願日で私が勝ってますから。もし私を無視して使用すれば後日、損害賠償請求の対象になる」

PPAPなど無関係な商標を大量出願

ピコ太郎の「PPAP」に関連したワードが、縁もゆかりもない会社から大量出願されている騒動。商標は先に出願した人の権利が認められる「早い者勝ち」が原則だけに、そのガメツサには、関係者でなくても目がテンだ。

どうやら、その世界では知られている商標ゴロらしいです。

問題の会社はベストライセンスの上田育弘社長

問題の会社は大阪府茨木市に本社を置く「ベストライセンス株式会社」。登記によると資本金は500万円で、2014年に設立され、元弁理士の上田育弘氏が代表を務めている。

「上田氏は数年前、弁理士会への登録をやめたので、今は正規の弁理士活動はできません。ちょうどそのころから、無関係の商標の大量出願を始めたようです。

しかも、出願時に必要な登録手数料(1件1万2000円)をまったく支払わないので、特許庁も業を煮やし、対策を練っている矢先だったのです」

商標出願しているのはPPAPだけじゃなかった・・・

ベスト社が出願しているのは「PPAP」をはじめ、「ペンパイナッポーアッポーペン」など。過去には「STAP細胞はあります」「あまちゃん」「じぇじぇ」「民進党」といったはやりのフレーズも出願。15年にはベスト社と上田氏が計1万4786件の商標を出願。国内全体の1割を占める異常な数字だ。特許庁が異例の注意喚起を出すほどのいわくつきらしい。

朝日新聞の昨年の取材に、50代の上田氏は悪びれもせずにこう答えている。


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